研修医が覚えておくべきシリーズみたいな感じの、開始。

今回は内服薬の処方、用量・用法の記載についてです。

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最初に誰もが通る道、だけど最初の頃は「アレ?どっちだっけ?」ってなるような話。

そんなシリーズを始めようかと思います。

 

内服薬の処方 用量・用法の記載について

例えばよく処方する緩下剤、マグラックス(250mg)を1回1錠剤で一日に3回内服するような処方をするとします。

その処方に関して、カルテや紹介状に記載する仕方について。

 

記載例1. マグラックス(250)(1-1-1-0)

一番わかりやすく、勘違いがない記載だと思います。

(○-△-□-×)

○:朝
△:昼
□:夕
×:就寝前

これは理解する上でも書く上でも問題ないですよね。

250mgのマグラックスを朝昼晩に1錠ずつ飲むって意味になります。ただし記載するのが面倒です。

 

記載例2. マグラックス250mg 3T3x/マグラックス250mg 3錠分3

まぁ記載の仕方なんてこの2通りぐらいしかないんですけど、これが始めの内は勘違いしやすい。

勘違いしている場合じゃなくて、覚えないといけないことなんですけどね。

 

ここで書いている、「3T」や「3錠」は、一日量であることに注意。一回量ではありません。

「3x」・「分3」はその一日量を一日に何回に分けて飲むかって意。

 

つまりこの場合は、

「マグラックス250mg、一日3錠を3回(朝昼晩)に分けて飲む」という意味で、つまりは「一回1錠を朝昼晩3回飲む」ってことになります。

間違っても、一回3錠を3回(朝昼晩)それぞれ飲むっていう意味ではないので注意。

 

要点は、

”記載されている錠数は一日量であり、それを何回に分けて飲むのか”

ってところ。

 

記載例3. マグラックス250mg 1Tx3

あまり使わない印象ですが、”3x”でなく、”x3″のように数字を後に書く場合があります。

この際は、一回量を回数分使う意味になるので注意です。

マグラックス250mg ”3T3x”であれば、「一日量3錠を一日3回に分けて使用する(=1回1Tを朝昼晩)」意味になりますが、

マグラックス250mg ”3Tx3”であれば、「一回量3Tを一日3回使用する(=一日量9錠)」というのことになります。

 

 

慣れるまでアレ、どっちだっけ?とよくなると思います。

どうすればいいか。

 

覚えましょう!!

基本は一日量で覚えればいいと思います。なので、”〇T△x”の形もしくは”〇錠分△”という形ですね。

 

抗生剤の点滴の話になるとまたちょっと異なってくるから間違いやすい。って話はまた次の機会に。

※抗生剤投与の記載はこちら⇒抗菌薬/抗生剤の処方 用量・用法の記載【○g q○h】