診療科ごと、あるいは研修医に関しても、それぞれ独自の悩みがあると思うが、

今回は眼科医の日常診療における悩みを挙げてみる。

スポンサードリンク

外界の光から遮断される環境

眼科を受診したことがある人なら知っていると思うが、眼科の診療室は基本暗い。

何故暗いかというと、患者の目の診察するのに光を使うため。

光を使う上で部屋が明るいと、いろいろな影や反射が映り込んでしまい、見にくくなる

従って、余計な光が入らない環境を作り、目の診察をし易いように部屋が暗くなっている訳です。

 

そんな環境を作るために、たとえ綺麗な景色が見え良い光が差す窓がある診療室だとしても、遮光カーテンで光の侵入を拒む。

更には部屋の電気まで消して、かなり暗い部屋と化す。

眼科は患者数が多いので、そんな暗室でせかせかと日中の診療時間を過ごす。

診療時間が過ぎてさて一息、という頃には外は夕暮れ(季節に依っては日没後)。

 

陽の光を感じることがほとんどできない、そんな環境だ。

「今日もいい天気だな、一日頑張ろう!」と言って、外のいい天気を眺められるのは朝の通勤の時間のみ。

日中の暖かな明るさを感じることがほとんどない、サーカディアンリズムも乱れること間違いなしの暗室監獄。

スポンサードリンク

暗い部屋での目の酷使

眼科の診察は、基本”目”である。

これは、患者の目を診るという意味でもそうだが、

診るという意味がほぼ”見る”であり、眼科の診察に必要な五感が、ほぼ”目”である、という意味。

内科であれば、聴診器など耳を使って診る訳こともあり、神経反射を診るときは触覚を使って診るという風に、診る上で視覚以外の五感を使うこともあるが

眼科の診るは、ほぼ”見る”である。

 

昔からよく、暗い部屋でテレビを見たり本を読んだりすることは、目に悪いとされる。

何故か。

眼科医的には、それが直接視力低下(矯正視力)には繋がらないため、重要でないし、取り上げられることは少ない。

おそらくは、瞳孔の調節機能の過度使用による疲れ目、肩こり、頭痛などと、近くを見続けることによる近視化などがあるだろう。

 

眼科医は暗闇の環境の中で、ただひたすらに患者の目と、光り輝く眩いパソコンにカルテ記載やらなんやらで目を使う。

そのような環境で日々過ごしている。目にとって劣悪な環境だ。眼科医なのに。

 

眼科医のくせに、目に負担ばかりかける日常。

 

これが、私の思う眼科医の憂鬱。

悲しきかな、眼科医の目。

スポンサードリンク

まとめ

  1. 眼科の診療室は暗室
  2. 眼科の診療は目で目を診る
  3. 暗闇で見(診)続ける眼科医の目の負担は大きい

 

ちなみに眼科医(男)は眼鏡率が異常に高いですが

やはりコンタクトレンズは目に負担がかかるという点

ガチで眼が悪い(近視)が人多い

レーシックなどを受けていない

などなどの理由があると思います。