心肺停止(cardiopulmonary arrest: CPA)
 →心臓と呼吸が止まった状態

心肺蘇生法(cardiopulmonary resuscitation: CPR)
 →CPA患者に行う心臓マッサージとか呼吸補助とか

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以前、CPA患者に対して初めて心マすることがあったんですけど、結構疲れますねアレ。

体勢が悪かったりすると力が入りにくかったり、腰痛くなったり。

だからこそ人員も必要だし、できるだけやりやすいように馬乗りになったりするんですかね。

ベッド横に立って行う場合、基本に忠実に「肘を伸ばした状態で上半身の体重をかけるようにして押す」ように行うと、結局腰から上を小刻みに動かす必要が出てくる訳で、腰に負担が来るんですかね。

 

1分間に100回以上、5cmくらい胸壁が沈むように強く押す

ぐらいの基本的なことしか知識なかったですけど、気合でなんとか出来ました。

 

ちゃんと押していれば心電図モニターに波形が出ます。

押しが弱いと波形出ませんw

 

 

そんなことを経験しながら2人の心マを行ったんですけど、初めてだったんで色々思いを巡らせながら行いました。

 

もしこの人が自分の家族だったらどんな気持ちでやるだろう?

 

生き返ってよ!心臓動いてよ!動けよ!

動け動け!

 

 

 

動いてよ!

sinji-ugoiteyo

という気持ちになるだろうと思い、そう思いながら行いました。

 

したらどうだろうか。

自分が心マした後の心電図の波形確認の際、AsystoleだったのがVFへ。

 

キテルキテル!!除細動適応やん!!!

ってなって準備してたらまた逆戻り。

 

再び自分の番が来て心マ行って、終えたあと波形確認したら、心臓の動きが復活してた。

脈が戻ったので除細動やることなく、心マ終了になりました。

 

 

なんかとてもやり遂げた感がありましたね。

別にたまたま自分が行った後に脈打つようになっただけですけど、初めてだった自分には嬉しくなりました。

 

あぁ、この手はゴッドハンドなんだと。

そんな感じで気分良くなりました。

 

 

ただこの人、CPA状態になってから復帰するまで1時間以上経っているんですよね。

脳は10分血流がいかなくなると、不可逆的に障害されるらしいので、もし心肺が安定したとしてもこの人もう植物状態なんだろうな、と。

 

また病院側の、その後の管理などに関する人手の問題などもあるからか、

心拍が戻った状態になったとき、周りが「あ~、戻っちゃったか~」的なオーラを出していたり口にしていたりするのを聞いて、

必ずしも心臓が動いたから良かった、ともならないんだなぁ~という、少し残念感というか虚しい感じもありました。

 

まぁそこまでのことはまだ自分は考える必要もないので、とりあえずこういう経験を出来て良かったなと思ってます。

それにしても、国家試験受かってからも学ぶことが多すぎる。

もっと色々本買って勉強しなきゃな~という感じです。

 

お・わ・り